―「相手のため」だけでなく、「自分の生活を守る保険」―
前回のブログでは
「自賠責保険と任意保険の違い」、そして
なぜ任意保険が必要なのか についてお話ししました。
今回はその続きとして、
多くのお客様からご質問をいただく
「車両保険って、本当に必要なんですか?」
というテーマについてお話しします。
車両保険は「相手のため」ではない保険
まず大前提として、
- 対人賠償
- 対物賠償
これらは事故の相手を守るための保険です。
一方で、車両保険は違います。
車両保険は「自分の車」と「自分の生活」を守る保険です。
車両保険が役立つ代表的なケース
①単独事故(自損事故)
- 電柱にぶつけた
- 駐車場で擦ってしまった
- 雪道・雨天でスリップ
この場合、相手がいない事故なので
対物賠償保険は使えません。
▶ 修理代は全額自己負担になります。
② 相手が特定できない事故
- 当て逃げ
- 駐車中にぶつけられていた
- 相手が無保険・連絡不能
こうしたケースは、実はとても多いです。
▶ 車両保険に入っていなければ、やはり修理費は自己負担になります。
③ 自然災害による被害
- 台風で飛来物が当たった
- 豪雨による冠水
- 雹(ひょう)による損傷
これらは
「自分が悪くなくても起きる損害」です。
▶ 車両保険(内容による)で備えることができます。
修理費は、思っている以上に高額です
最近の車は、
- センサー
- カメラ
- レーダー
- 高張力鋼板
- アルミ・樹脂部品
などが多く使われています。
そのため、
- ちょっと擦っただけ
- 軽くぶつけただけ
でも
修理費が 50万〜100万円超 になることも珍しくありません。
「古い車だから要らない」は本当?
よくあるご意見です。
「もう古い車だから、車両保険はいらないかな」
確かに、
- 車両保険金額
- 保険料
- 車の使い方
これらのバランスは重要です。
ただし、考えていただきたいのは、
- もし事故で動かなくなったら?
- 次の車はすぐに用意できる?
- 仕事・通勤・生活に影響は?
という 生活面のリスク です。
車両保険は「万が一の選択肢」を残す保険
車両保険に入っていることで、
- 修理する
- 買い替える
- 保険金を生活再建に使う
といった選択肢が残ります。
入っていない場合は、
「自腹で払う」一択になってしまいます。
まとめ:車両保険は“安心の保険”
車両保険は、
- 必ず使う保険ではありません
- でも、使う時は本当に助かる保険です
私たちは保険代理店として、
- 無理に勧めること
- 何でもフルカバーにすること
が正解だとは思っていません。
車の価値・使い方・ご予算に合わせて、
「必要な補償を、必要な形で」選ぶことが大切です。
ご自身の保険内容が気になる方は、いつでもお気軽にご相談ください。